【Webライターのメリットデメリット】主婦ライターが解説

【Webライターのメリットデメリット】主婦ライターが解説

「Webライターを始めたいけど…わたしにもできるかな…」

Webライターは、自分のペースで始められる一方で、「本当に自分にむいているのか?」と悩むのも当然です。忙しい主婦にとって、限られた時間と労力をどのように活用するかは重要なポイントですよね。

わたしもパートや子育ての合間にWebライターとして活動を続けて、今では月数万円を稼げるようになりましたが、ここに来るまで何度も挫折しそうになった経験があります。

この記事ではそんなわたしの体験談を元に、主婦目線でのWebライターのメリットとデメリットを詳しく解説します。

Webライターとしての働き方をイメージしやすくする内容になっているので、ぜひ参考にしてみてください。

Webライターのデメリット5つ

Webライターは、決して簡単に稼げる仕事ではありません。ここでお伝えする内容は、デメリットというより心得といった方がしっくりくるかもしれません。実際にWebライターになるならどんな心構えで望めばよいのか、ぜひ参考にしてみてください。

稼げるまでにはそれなりに時間がかかる

Webライターを始めるのは簡単ですが、稼げるようになるまでには時間がかかります。

わたしはパソコン操作がほぼできない状態からのスタートでしたので、ちょっとした操作方法がわからずに何時間も悩むことや、挫折しかけたことが何度もありました。

やっとの思いで最初の500円を稼いだのがとっても嬉しかったのを覚えています。

ライティング以外にも、Webライティング特有のスキルやSEOの知識など、学ばなければいけないことが多くあります。最初のうちは、「案件に応募したけど返事すらない」「テストライティングにもなかなか受からない」など、思うように進まないことも多いでしょう。

わたしも徐々にスキルを積み上げていき、少しずつ稼げるようになりました。Webライターとして働くうえでは、あせらずコツコツと取り組む姿勢が大切です。

自己管理力が求められる

Webライターは、納期さえ守れば仕事量や時間はある程度自由に決められるため、自分のペースで働きやすいです。

しかしサボろうと思えばいつでもサボれる環境ですし、逆に頑張りすぎて疲れてしまい、やる気が出なくなることも。

自由に働けるからこそ自己管理がとっても大切です。目標の金額を稼ぐためにどれくらいの仕事をこなせばよいか計画し、納期に間に合うようにスケジュールを立てなければなりません。

わたしはスケジュール管理がうまくできず、体調を崩したことが何度もあります。今でもたまにありますが、気づけば夜中の3時まで作業したり、逆に深夜2時に起きて仕事をしたりすることもありました。

休みなしで働き続けて燃え尽きる寸前まで追い込まれたこともあります。

体調管理も、長く続けるためには欠かせないポイントです。

クライアントとのやりとりで疲れないための工夫が必要

Webライターの仕事は基本的にリモートで進めるため、クライアントと直接会う機会はほとんどありません。その代わりにメールやチャットでのやり取りが増える場合があります。

とくに、納期が迫っている時期や修正依頼が多い場合はやり取りが重なることが多く、気疲れしてしまうことも。

わたしも最初の頃は、クライアントからの連絡にすぐに対応しようとしすぎて気が休まらないことがありました。その後「メールやチャットの対応は17:00まで」「土日は連絡を取らない」といった自分なりのルールを決めてから、心の余裕を持てるようになりました。

クライアントにも、あらかじめ連絡ごとに関するルールを伝えておけば、より安心です。

とはいえ直接会うことがほとんどないので、そこまで大きなデメリットと感じることは少ないかもしれません。連絡の頻度をコントロールしつつ、自分の働きやすい環境を整えていきましょう。

運動不足や目の疲れに悩みがち

Webライターは長時間パソコンに向かうことが多いため、肩こりや目の疲れ、運動不足に悩まされがちです。

その対策として、日頃から姿勢を意識したり、定期的に運動を取り入れたりするのがおすすめです。

わたしが活用しているのが「ポモドーロテクニック」。5分間の休憩で目を休めつつ、スクワットや腹筋をしています。

ポモドーロテクニック

25分間の作業と5分程度の休憩を繰り返す時間管理術。集中力を保つために用いられる。

短時間で効率よく鍛えられる「HIIT」も定期的におこなっています。YouTubeチャンネルHIIT ME FITMarina Takewakiを見ながらHIITしているのですが、楽しく無理なく続けられておすすめなので、よかったら参考にしてみてください。

HIIT(High-intensity-interval-training)

HIITとは、高強度インターバルトレーニングの略。短時間で負荷の高い運動と休憩を繰り返すトレーニング。

安定した収入を得るのは難しい

記事を納品した分だけ報酬をもらえるWebライターの仕事。

たくさん働けば収入は増えますが、働かなければ稼げません。そのため自分でスケジュール管理をしっかりできるかが大切です。

たとえ継続的に依頼をいただいているクライアントがいても、状況次第では急に契約が終了する場合あります。こうしたリスクに備えて、複数のクライアントと契約を結ぶか、ほかの収入源をもつなど、安定した収入を得るための工夫が必要です。

Webライターのメリット5つ

Webライターはパソコンさえあれば始められるので、初期費用がほとんどかからないのが大きなメリットです。

ほかにもメリットがあるので、ここでお伝えする内容を読めば、「Webライターをやってみたい」という気持ちが高まるはずです。

スキルなし未経験主婦でも始められる

Webライターは特別なスキルがなくても始められます。

わたしも、パソコンスキルも文才もない状態からWebライターを始めましたが、仕事を進めるなかで徐々に、必要なスキルやツールの使い方を覚えていきました。

これまでクライアントから、GoogleドキュメントやCanvaなどの使い方も丁寧に解説されたマニュアルをいただけたことがありました。運が良かったのもあるかもしれませんが、こうしたクライアントに出会えたおかげもあり、ツールの使い方を学べたと感じます。

「運任せな部分もあるんだ」とがっかり思う方のために、以下の記事を用意しているので、ぜひ読んでみてください。

自分のペースではたらける

場所や時間を自由に選べることもWebライターのメリット。

わたしは、家にいるとどうしても「洗濯物畳まなきゃ」「床に落ちている埃が気になる」と、作業に集中できなくなるので、図書館やカフェで作業することが多いです。

寝る間際にベッドで作業することもありますし、子どもが熱で保育園を休んでも自宅で作業できるのも嬉しいです。

人間関係での悩みが少ない

Webライターは、クライアントとのやり取りをメールやチャット、オンラインミーティングなどでおこないます。

基本的にオンラインのやり取りなので、プレッシャーを感じすぎず落ち着いて作業ができるのもWebライターのメリットです。

人との関わりが少ないため逆に孤独感を感じたり、モチベーションが下がってしまったりする場合もあります。

そんなときは、コミュニティに参加して情報交換をしたり、SNSでほかのフリーランス仲間と交流したりするのがおすすめです。

身についたスキルがさまざまなシーンで活かせる

Webライターの仕事を通じて身につくさまざまなスキルは、普段の生活でも役立ちます。

わたしは、ネットショッピングでリサーチ力を活かしてより賢く買い物できるようになったり、タスク管理力が身についたことで、日々の主婦業を効率よくこなせるようになりました。

ほかにも、子どもに物事を分かりやすく説明できるようになったり、夏休みの宿題の計画も楽しみながら工夫して立てられるようになったり。

Webライターの経験から得たスキルにより、これまで無縁だったような職種の仕事にも挑戦できるようになりました。

Webライターとして培ったスキルにより、生活の質が上がったと感じています。

人として成長できる

Webライターとしての経験は、人としての成長にもつながります。

たとえば、本やYouTubeで学ぶ際は、単に知識を得るだけではありません。

著者や講師の考え方や価値観にも触れられるので、視野がどんどん広がっていくのです。

クライアントとのやり取りを通して、コミュニケーション力も高まります。

相手の要望をしっかり汲み取り、信頼関係を築いていくことが必要だからです。

フィードバックを受けながら仕事の質を改善していくプロセスを経験することで、他者の意見を前向きに受け入れ柔軟に対応できるようになりました。

批判をポジティブに捉えられるようになったことで、心の強さや柔軟さも身についたと感じます。

こうした人との関わりを大切にする力は、Webライターとしての仕事だけでなく、ほかの職業や日常生活でも役立つスキルです。

Webライターにむいている人の特徴3つ

ここでは、Webライターに向いている人の特徴をお伝えします。

読み進めるなかで「わたしには向いてないかも…」と不安になるかもしれません。

でも、文章を書くのがまったくの苦痛でない限り、ここでお伝えする内容に少しでも共感してもらえたなら、チャレンジできます。

自己管理ができる人

Webライターとして成功するには自己管理が欠かせません。

依頼された仕事を納期までにこなすために、スケジュール管理やタスク管理の徹底が求められるからです。

ここでいう自己管理とは、体調管理も大切含まれます。

休みなしで頑張りすぎてしまうと体調を崩してしまう場合もあります。

とくに在宅で自由に働ける環境だと、休憩を忘れがちに。

自分のペースで進められる分、ON・OFFの切り替えも大切です。

わたし自身、もともとは計画を立てて行動するタイプではありませんでしたが、Webライターになってから自分にあったタスク管理の方法を身につけていきました。

自己管理できるようになったことで、家事も効率よくこなせるようになったと感じます

コツコツ続けられる人

Webライターの仕事は、地道な作業の積み重ねです。

記事を仕上げるためには、リサーチ・構成作成・推敲など、いくつものステップを踏まなければなりません。

そのため毎日コツコツ作業を続けられる人にぴったりです。

在宅ワークでは、怠けようと思えばいつでも怠けられます。

成長を実感しやすくするためにも、自分で目標を立て日々の進捗を確認しながら働くなど、モチベーションを保つ工夫も必要です。

長期目線で成長する覚悟ができる人

Webライターをしていると、クライアントからのフィードバックを受けて落ち込むこともあるでしょう。

しかし改善を重ねていくことで、自分の成長を実感できるはずです。

気分が落ち込んだときは自分を責めすぎず、気持ちが切り替わるまでゆっくりと休むもの大切です。

長期的に成長しようとする姿勢も、Webライターとして成功するために欠かせない要素です。

【主婦ライターの苦労した体験談】 

Webライターがつまずきやすいポイントを知らずにいるよりも、あらかじめ知っておく方が、困難を未然に防ぐことができます。

ここではわたしが体験した困難をお伝えします。

詐欺まがいの案件に応募して消耗した

わたしが初心者のころ、報酬が500円で執筆文字数は3万字超えのテストライティングに挑戦したことがあります。

本採用後は文字単価が5円という好条件な募集であったため、張り切っていました。

結局、体力的にも精神的にもつらくなり辞退しましたが、潰れる前に辞退できてよかったと感じています。

今思うと当たり前のことですが、「明らかに条件がよすぎる案件」には注意しましょう。

主婦業との両立が大変だと感じた

在宅ワークは自分のペースでできるのが魅力ですが、主婦の場合は、作業時間をどう確保するかを工夫しなければなりません。

子どもが横で騒げば、作業に集中できずイライラすることも。

納期に間に合わず、半べそをかきながら徹夜した苦い経験もあります。

一方、仕事は大切ですが子どもと過ごせるのも今しかない貴重な時間。

仕事も子どもとの時間も両方大切にできるといいな」そんなことも意識しています。

自分にあわないジャンルでの執筆がつらかった

感情移入しやすいわたしは、自分にあわないジャンルでの執筆を任されたときに、精神的につらくなってしまいました。

とくに奴隷制度について執筆する機会があったのですがそのときは「自分はなにやってるんだろう」と、本当に苦しい気持ちになったのを覚えています。

人によるとは思いますが、わたしはこの経験から、「執筆するテーマを選ぶ際には『書けるかどうか』だけでなく『書いていてつらくならないか』も考えるべき」だと学びました。

【主婦ライターの嬉しかった体験談】

Webライターを続けていると大変なこともありますが、それ以上に嬉しいことがたくさんあります。

ここでは、わたしが「Webライターを始めてよかったな」と感じた体験談をお伝えするので、みなさんがWebライターとしての一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。

物事をわかりやすく伝えられるようになった

わたしはもともと話すのが得意ではなかったのですが、Webライターとしての経験を通じて、普段の会話がスムーズにできるようになりました。

子どもになにかを教える際にもわかりやすく説明できるようになり、Webライティングで培った「わかりやすく伝える力」が、日常生活でも活かされていると感じます。

今までできなかったアルバイトができるようになった

Webライターを始めたからといって、いきなりパートを辞められるわけではありませんが、以前よりも自分に適した職種のパートを選べるようになりました。

Webライティングの経験が、ほかの仕事選びにもよい影響を与えてくれたのです。

自分にあった仕事ができるようになり、日々の充実感がより増したと感じます。

思わぬところから仕事の依頼をいただけた

幸運にも、「地元の企業のブログをゼロから立ち上げる」という貴重な経験をさせてもらいました。

最初は記事作成のみの依頼でしたが、広範囲での業務を任せてもらうことになったのです。

責任感も大きかったですが、その分大きな学びもあり、Webライターをしていなければできない経験だと感じました。

自分の悩みが誰かの役に立つ

わたしにはHSCの特性がある小学生の娘がいて、子育てでの悩みが多くありました。(今でも悩みは尽きませんが…)

HSC(Highly Sensitive Child)とは

  • ひといちばい敏感な子ども
  • 大人の場合はHSP(Highly Sensitive Person)とよぶ

そんなときに、HSPに関する情報を発信するブログを執筆する機会がありました。

よい記事を書くためにHSPに関する本も読んでみたのですが、そこで得た知識は日常の子育てにも活かされています。

悩んできた経験が役立つときが来るとは思ってもいませんでしたが、「自分の悩みが記事を通じて誰かの役に立つかもしれない」と思えたことが、なにより嬉しいです。

スキルなし主婦こそWebライターがおすすめ

Webライターは、スキルがないと悩んでいる主婦にこそぴったりの仕事だと思います。

大変なこともありますが、それ以上にたくさんのメリットがあるからです。

大袈裟かもしれませんが、わたしはWebライターになって人生が変わったと感じています。

これまではスキルも自信もない自分に悩み、「このままずっとこうして過ごすのかな…」と不安な気持ちばかりでしたが、今では毎日充実していて、少しずつ自信ももてるようになりました。

これからも成長し続けられるとも思います。

「Webライター、わたしにもできるかな?」と少しでも迷っているなら、ぜひ一歩踏み出してみてください。

きっと、新しい世界が広がるはずです。

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